当団の練習や演奏会の活動風景をお伝えします。
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・挨拶
どうも編曲集団「らいぶら隊」に名を連ねるものの一人、こばやし(高弦)です。 なんか、ブログテキスト更新するのねん!的な話がやってきたのですが、 普段発信してないことでもあれば、とか言ってた気がするし ちょっといろいろ余計なこと書いてみようかと思います。
・概要
といいつつ、らいぶら隊長・他編曲者・各セクションの人たちも、なにかしら書くって聞いている今日この頃。
彼らと同じく、大事にしていることだとか、編曲やら演奏やらの工夫とか心構えだとか、 そういうこと言うと、内容だいぶかぶるんじゃないかなとも思うんですよね。 なので、(各員の言葉になれば違いは出るとしても)自分の番としてはその辺は少なめということでひとつ。
・担当
とかいいながら最初は自己紹介的に自分の編曲傾向とか…
血の気が多いせいか、ラスボスとか全員の力が集まる的な展開のメドレーでよくお鉢が回ってくるので 編曲に際しては、だいたい「どう聞いても総力決戦になれ!!!!」って感じで作ってます。 それ以外のメドレーの時は「どう聞いてもその場面になれ!!!!」って感じで作ってます。
・趣向
…お鉢回ってくる、と言うと語弊がありますね。 その表現だと受動的ですが、本当は強奪してます。 そういうシーンめっちゃ好きだから!
・編曲
ラスボスやエンディングだと余地は特にないですが、それ以外の時は前後のメドレーの終わり方とか気にしてますでしょうか。 人の印象は受け取った最後の瞬間に集約されるので、メドレーの終わり方が連続で似た印象にならないように、という感じ。
重厚なハーモニーの圧力、軽快な一撃or連撃、不思議な和音、消えいく感傷、あえてのブツギリ、などなど… いくつか思いつくパターンの中で、メドレーの終わり方として不自然でなく終われるもの。 ループ前提の曲を納得いくように終わるのは難しい… でもひとつ前、ひとつ後のメドレーとは「違う印象」を選択している……つもりではあります。
・連結
メドレー内のつなぎのあり方は、人それぞれご意見が分かれるところかと思います。 自分は作るとして「そこに独自解釈が生まれないようにあれ」と思って作ってるでしょうか。
推しカプを眺めたいんであって、その片方として自分なりにふるまいたいわけじゃない……余計分かりにくいか…… 表現拡張・解釈強調の創作の類は、あくまで個人の心持ちとしては極小がいいんですよね。 過去の体験・印象を増幅させるのみの存在になれば、とは思うのですが難しいところです。
・曲順
とはいえそもそも、終わり方を工夫する以前に、印象の分散のため、曲順自体を気する方が先にありますね。 曲調そのもの・ストーリー展開…両方あわせての緩急の印象が、全体として分散しているほうがいい。
…というと、なんだか難しげですが、要は「バトル曲ばかり・ゆっくりな曲ばかり、と印象を連続させない」みたいな単純な話ですね。 その緩急がメドレー内にもあり、メドレー単位の順番にもあることで、感情の起伏が過去の体験と重なりやすくなると思ってたりします。
・工夫
とはいえそういうとこ気にしすぎても会場内2000余名の記憶や印象、そのイメージが完全一致するなどありえない。 だから目指すとしたらその最大公約数なわけですが…
原曲の調、原曲の特に主旋律の音色、SEの再現、示唆する場面を曲順によって固定、パンフレットで直接説明、などなど… 工夫の手段はいくつかあると思いますが、行きつく先はやはり体験の再現。 ゲームをやっていたときの心の動きを召喚するために、工夫の日々は費やされているといえるでしょう。
・体験
話飛びますが、サントラ延々と聞き続けていると、脳内で圧縮されていたストーリーが解凍・展開されることがあると思います。 本来なら数分かけて倒した10以上のボスたちのことを、ボスバトルの曲を聴くだけで全員思い出せたり。 踏破するまで何時間もかかったダンジョンのことを、そのダンジョンの曲を聴くだけで隅々まで巡った気になったり。
そういう時間間隔の伸縮、情報の加速展延を感じられるとより体験の再現もはかどるのでは、ということも思ったりします。
・印象
例えば、すごく長く聞いたよこの曲…って曲はループせずに次の展開に突撃してみたり。 逆に、普通にやってるとBGMとしてスルスル流れていくような曲は、逆にしっかり音楽的に2ループしてみたり。
その工夫によって、体験したものの記憶に埋もれた場面や印象がより深く反復されるなら、 情報量の緩急が功を奏し、過去の体験の印象部分を強調できた、といえるかもしれません。 ご感想を見る限りでは、らいぶら隊メンバーそれぞれの個性とかみあい、うまくいっているように思います。
・熱量
などと、つらつらと理を並べて見ましたが、そういう御託はすべて熱量に押し流されてしまえ、とも思いますね。 誤解を恐れず言うなら、音楽的完成度も、聞く側・弾く側の体力への配慮も、まったくどうでもいい。 ただただ、ゲームとひとつになりたいだけ。解釈・提案・指摘・苦言……助言すら極端に言えば無用である… 我らの満足が客席側の同志たちの満足とイコールになる、そう信じられるのは個々の熱量・全員の総エネルギーの高さへの確信ゆえ。 多少の冷や水など液体を維持することすら許さず秒で蒸発させてしまえばいいのよ!
・反省
……みたいな過激な思想のせいで、血の気の多い曲がよく回ってくるのかなって改めて思いました。 いろんな人いるから、方針・多様性・思想・芸風などひとりでバランスをとらなくてもいいのですね。 ありがたいことです。
・CM
この団体の諸決定は民主主義に基づいているので上述の俺理論は特段強い力はありません。 みんなの意見・提案の結集・止揚のもと最終出力に至っている(と思う)のでご安心ください。
あなたの望みも必ずかなう!(理と共感があれば) まずは見学から、楽器を持ってLet's join us!
・次回
ふと気づけば長々と、意味もそんなにないところ大変失礼しました。
次回更新は……といってもどんな順で掲載するか現時点では未定なんですよね。 掲載いただく時には決まってると思うので↓にちゃんと誰の番になるか記載してもらえてるかと思います。
というあたりでオチもなくこの番組はこの辺で終わります。 提供はリトルジャックオーケストラweb担当の方々でした。 ノシ |
??コメント
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