当団の練習や演奏会の活動風景をお伝えします。
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らいぶら隊の視点から〜クロノ・トリガーアレンジの今と昔 |
従来の活動レポートは、主に演奏会に向けての練習風景や意気込みを綴ってまいりましたが、今回から数回に渡り、演奏会を振り返ってのレポートをお届けいたします。読んでいただくと、リトルジャックオーケストラのことがもっと良くわかるかも?しれません。 振り返りレポート一回目は、らいぶら隊のお二人に執筆いただきました。
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バイオリンのトモ、ファゴットのよしのと申します。今までにそれぞれ、団長や運営統括、記録係など色々な役割を担ってきましたが、今回は2人とも担っている「らいぶら隊(アレンジャー)」という立ち位置にてレポートを記載したいと思います。トモが前回レポートを担当したのは2007年8月(合奏中に停電が起きるもビックブリッジの演奏が止まらなかった回)、よしのは2006年1月(植松さんファンクラブイベント出演回)、ということで10〜11年も前!……ですが、やっていることはあまり変わっていないという感じですね〜。
さて、リトルジャックでは「らいぶら隊」というアレンジ(および浄書)隊がいまして、毎年の演奏会の譜面を日々作成しています。譜面がないと演奏会どころか練習すら行うことができませんので、常に次回の演奏会を意識しているという感じになります。責任重大ですね。今回の第14回定期演奏会ではクロノ・トリガーが演目でしたので、第7回(2010年10月)の譜面をリアレンジおよび曲追加、という作業を行っています。冒頭で「やることが変わっていない」という趣旨のことを記載しましたが、今回は6〜7年前の譜面を再び目の当たりにし、自分達のアレンジのトレンドといいますか、流行り廃りといったあたりは変わっていったんだなあ、と懐かしく振り返ったりしていました。 昔の譜面と相対するということは、(今よりも)若い時の自分達と相対するということで、何と言いますか、こう、うん、私達、若かったよねぇ……という気持ちになるよね、などと会話したりもしています。各楽器に割り振ったソロの使い方、曲中に組み込んだ別曲のフレーズ、音域、フレーズ感、原曲にはない音の追加などなど、夢いっぱいな譜面になっており、今同じ曲を(当時の記憶がない状態で)アレンジしたら、全くの別ものになっているのだと思います。 逆に言えば、今作成している譜面は慣れもあり、堅実で型にはまったものであるとも感じられます。今後作成する譜面にはもう少し創意工夫をしてもよいのかなぁ、とか、若さを詰め込んでもよいよねぇとか、そんな事も思ったり思わなかったり。(作成量が増えているので中々難しいのですが……) 参考までに、リアレンジ曲と新規作成曲を挙げてみます。雰囲気の違いがわかった方はいらっしゃいますでしょうか?
◆リアレンジ ガルディア城〜勇気と誇り〜、カエルのテーマ、魔王決戦、時の回廊、エピローグ〜親しき仲間へ〜、遥かなる時の彼方へ、サラのテーマ(アンコール)、時の傷痕、時の見る夢
◆新規作成 歌う山(UNRELEASED TRACK)、クロノとマール〜遠い約束〜、星の祝祭、ゴンザレスのお歌、愉快なスペッキオ、バイクチェイス
前回との差分だけでなく、幾つかの曲についてはアレンジに関しての特記事項も記載してみようと思います。
◆ガルディア城〜勇気と誇り〜 バイオリンの譜面に、あともう1音低い音が出る楽器だったらよかったのに……!という箇所が出てきます。そこは、音は他のパートに頑張ってもらって、バイオリンには軽く弾き真似を意識してもらったり。また、曲中、ガルディア城のリズムパートを残したまま旋律に「風の憧憬」を差し入れている部分があります。
◆カエルのテーマ 冒頭はムービーのアレンジ版を参考にしています。草原の風がざわついている中を歩くカエルのイメージです。
◆魔王決戦 ラストをカエルのテーマの移調版に繋げています。また、その中に2小節間、魔王決戦のテーマを差し入れています。
◆時の回廊 原曲では民族楽器で奏でられているメロディを、ファゴットとチェロのソロにしています。
◆エピローグ〜親しき仲間へ〜、遥かなる時の彼方へ 原曲の雰囲気を意識しつつ、音を色々と足したり、少し派手目なアレンジにしています。
◆時の傷痕 ソロ部分は各楽器に割り振り直しました。
◆時の見る夢 ラストをクロノ・トリガーに繋げて締めていますが、その調は光田さんが本来演奏したかったといわれる調性にしています。
……などなど。 よく、その演奏会はその1回限り……ということが言われます。それは主に参加メンバーに対して指すことが多いですが、譜面に関しても何らかのリアレンジを加えているものが多数ですので、同じことが言えるかと思います。リトルジャックが続いていく限り再演曲というものはあると思いますが、全くの同じアレンジでそのまま演奏を行うものは少ないと思います。一期一会の演奏会、今後もお楽しみいただければ幸いです。 |
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